ESPN Golf:2026年全米オープン5大ストーリーライン——シェフラーのグランドスラムからシンネコックの難コースまで
シンネコックが8年ぶりに試練を課す
2026年全米オープンの舞台はシンネコック・ヒルズ (Shinnecock Hills)。2018年にブルックス・ケプカが制して以来の開催で、今年もフィールド全体にアンダーパーを許さない難セットアップが予想されている。木曜日には風速40マイル近いガストが予報されており、コース管理を担うUSGAにとっても、グリーンのコンディション維持が最大の課題となる。
シェフラーのキャリア・グランドスラム挑戦
スコッティ・シェフラー (Scottie Scheffler) は今季ツアー1勝にとどまるが、SG: Totalで2.162、Tee to Greenで1.696とツアートップを維持している。注目すべきは、パー4・5のフェアウェイからのアプローチで15フィート以内に付ける確率が、2022〜2025年の32.5%から今季21.2%に低下している点だ。この「アプローチ精度の微妙な低下」が、優勝と惜敗を分ける鍵になる可能性がある。また、メモリアル・トーナメントでの風向き読み違いによる感情的な反応も指摘されており、シンネコックの強風下でのメンタル面も注目ポイントだ。日曜が30歳の誕生日というのも一つの話題。
ダークホース候補を探す
過去4大会の全米オープン王者はいずれも世界ランキング10位圏外からの戴冠。リンクス系コースに精通するロバート・マッキントワー (Robert MacIntyre) は昨年準優勝。ドライビング精度ツアー3位(69.8%)のシ・ウー・キム (Si Woo Kim) や、フィクトル・ホブランド (Viktor Hovland) も浮上候補だ。ホブランドは先週のRBC Canadian Openで3位に入り、SGアプローチでツアー1位を記録している。
初メジャー候補:ヘンリーとフリートウッド
ラッセル・ヘンリー (Russell Henley) はドライビング精度ツアー1位(71.9%)・スクランブリング1位(69.5%)という「シンネコック向き」のスタッツを誇り、直近11メジャーで6回のトップ10。2018年全米オープンでは初日に共同首位を経験しており、コースとの相性も申し分ない。
トミー・フリートウッド (Tommy Fleetwood) は2018年の同大会最終日に63をマーク。今季のボールストライキングはツアートップ7以内に入る水準だが、パッティング(ツアー69位)が唯一の不安材料だ。
LIV勢:ラームとデシャンボーに注目
ホン・ラーム (Jon Rahm) は今季LIVで2勝を挙げ、直近5メジャーで3回トップ10に入る復調ぶり。2021年全米オープン王者として、シンネコックとの相性にも期待がかかる。一方、ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau) はここ2メジャー連続予選落ちと苦しんでおり、新プロトタイプDriverのテストが話題になっている。
シェフラーのアプローチ精度低下(32.5% → 21.2%)は、SGトータルでは見えにくい「勝ち切れない理由」を如実に示している。シンネコックのグリーンは精度とパッティングを同時に要求するコースだけに、この数字が今週の明暗を分けるかもしれない。
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2026 U.S. Open Preview: Scheffler's Grand Slam Quest, Sleeper Picks, and the Shinnecock Challenge
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