2020年RBC Heritage最終日、ウェブ・シンプソンが見せた圧巻のゴルフは、最終7ホールで5バーディを奪う7アンダー64のラウンドで幕を閉じた。トーナメントレコードとなる22アンダーパーでアブラハム・アンサーを1打差で振り切った勝利の陰には、彼の精密に組み上げられたクラブセッティングがあった。
ドライバーからハイブリッドまでのウッド系クラブ
シンプソンの飛距離系クラブは完全にTitleist一色で統一されていた。Titleist TS3 ドライバー(10.5度)にはドロー設定を施し、45.25インチという標準よりやや短めの長さでコントロール性を重視。3-Wood(TS2 15度)、5-Wood(913Fd 18度)と続く構成で、特に注目すべきは2本のハイブリッドだ。21度のTitleist 913Hdと23.5度の915Hdという細かな度数設定により、様々な距離への対応力を確保していた。
アイアンとショートゲーム
アイアンはTitleist 620MB(5-PW)を選択。マッスルバック仕様のこのアイアンは、プロならではの高い技術力が要求されるクラブだが、シンプソンの精密なアプローチショットを支えた。ウェッジはVokey Design SM7(54度)とSM5(60度)の組み合わせで、特にHarbour Town Golf Linksの複雑なグリーン周りに対応した。
パッティングの要
勝負を決めたのはOdyssey Tank Cruiser V-Lineパターだった。最終7ホールで5バーディという驚異的なパッティングパフォーマンスを支えたこのパターは、安定した転がりとライン取りを提供した。
Strokeslabの視点
シンプソンのセッティングで注目すべきは、ハイブリッドの度数設定の細かさと、全体的な統一感だ。特に2本のハイブリッドによる距離の隙間の埋め方は、現代的なクラブセッティングの好例と言える。
プロのクラブセッティングは距離の隙間を埋める精密さが重要で、シンプソンのハイブリッド2本体制はその好例です。
この記事の原文
Analyzing Webb Simpson's Tournament-Winning Equipment Setup from 2020 RBC Heritage
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