カナダの山岳地帯に新たなゴルフ聖地が誕生
2020年末に初めて発表されて以来、静かに開発が進んでいた「キャボット・レベルストーク (Cabot Revelstoke)」が、いよいよ今秋よりプレビュープレーを開始することが明らかになった。ヘリスキーのメッカとして知られるブリティッシュコロンビア州レベルストークに、世界的ゴルフリゾートブランド「Cabot」が手がける初の山岳コースが姿を現す。
設計者:ロッド・ウィットマンとキャボットの原点
コースを設計したのは、アルバータ州出身のロッド・ウィットマン(Whitman, Axland & Cutten)。彼はキャボットの原点ともいえる「キャボット・リンクス (Cabot Links)」を2012年にデザインしたアーキテクトであり、ブランドの成長を最初期から支えてきた人物だ。今回のレベルストークは、キャボットがフロリダ、セントルシア、スコットランドへと展開してきた中で、初めて山岳地帯に踏み込んだプロジェクトとなる。
コースの特徴:稜線と大河が織りなすランドスケープ
コースはコロンビア川を見下ろす尾根沿いに展開し、小川・崖・岩の露頭を縫うようにルーティングされている。ウィットマン自身が「バンフやジャスパーの山岳コース」との親近性を語るほど、カナダの伝説的コース設計家スタンレー・トンプソンの精神を受け継ぐ景観が広がる。
メインの18ホールに加え、パー3コース「レールヤード (Railyard)」も整備予定。名称は19世紀末に鉄道の要衝として栄えたレベルストークの歴史へのオマージュだ。
開業スケジュールと施設情報
- 今秋:限定的なプレビュープレー開始 - 2027年初頭:155室のロッジオープン予定 - 不動産:4ベッドルームのレジデンスがカナダドルで760万ドルから
最寄りの空港はケロウナ国際空港(約2時間)。
Strokeslabの視点
キャボット・レベルストークはSG指標とは直接関係しないが、世界トップクラスのコース設計が山岳地形とどう融合するかという点で、ゴルフ体験そのものの新しい次元を示す試みだ。コースの地形的難易度がどのようなSGプロファイルを生み出すか、将来的なデータ分析が楽しみでもある。
ロッド・ウィットマンが手がける山岳地形のルーティングは、スタンレー・トンプソンの系譜を受け継ぐものとして要注目。データと景観の両面からゴルフの可能性を広げるプロジェクトだ。
この記事の原文
Cabot Revelstoke: Canada's Mountain Golf Destination Opens for Preview Play This Fall
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