GOLF.com:ブライソン・デシャンボー、2026年メジャー3連続予選落ちを自ら解剖――34分動画で語った「スウィングの謎」
2026年メジャー3戦、すべて予選落ち
ブライソン・デシャンボーにとって、2026年のメジャーシーズンは厳しい現実を突きつけている。マスターズでは2日目に崩れ早期終了、PGAチャンピオンシップ(アロニミンク)でも予選を通過できず、そして全米オープン(シネコックヒルズ)でも70-75のトータル+5で、わずか1打差で週末ゴルフを逃した。
34分の「自己解剖動画」で語った本音
デシャンボーはメディア対応をせずに会場を後にしたが、1週間後にYouTubeで約34分の動画を公開。シネコックでの全ショットを一球ずつ解説するという、異例の自己分析を行った。
動画の中で彼が繰り返し触れたのは2つの技術的課題だ。
ウェッジの精度問題
「フェースでスリップする感じがあって、おそらくシャフトとヘッド重量のコンボの問題だと思う。今まさに解決しようとしているところだ」
アイアン・ウェッジで狙いより左にずれるミスが頻発しており、この「エラーのパターン」がスコアに直結したと説明した。
スウィングタイミングの崩壊
第2ラウンド朝のウォームアップ中に「何かがおかしい」と感じ始めたという。地面を蹴り上げるタイミングとクラブの動きがシンクロせず、クラブヘッドが「自然にターンオーバーしない」感覚が抜けなかった。
その影響が如実に出たのが第2ラウンドの序盤。3番・4番ホールで連続ダブルボギーを叩き、一気に+5に後退。これが事実上トーナメントの終わりとなった。
「ドライビングは依然として世界1位」でも…
驚くべきことに、デシャンボーは今大会でもドライビング部門でリーダーボードのトップに位置していたという。12番ホールでの新型TaylorMadeプロトタイプドライバーによる427ヤードのドライブはその象徴だ。問題はショットゲーム、特にアイアンとウェッジにあると本人も明言している。
LIVとYouTubeの影響は否定
LIVゴルフへの外部投資誘致やYouTubeチャンネル運営がプレーに影響しているのではという問いには明確に否定。「この1年、過去3〜4年で最も練習に費やしてきた」と語り、2023年LIVグリーンブライアーで記録した58という歴史的スコアの感覚を取り戻そうとチームと取り組んでいると述べた。
Strokeslabの視点
デシャンボーのドライビング優位性はデータが裏付けているが、SG: Approachの著しい低下が今季のメジャーパフォーマンスを蝕んでいる可能性が高い。次の舞台はロイヤル・バークデール(Royal Birkdale)での全英オープン――リンクスコースがこの「スウィングの謎」解決のヒントになるか、あるいはさらなる試練となるかが注目点だ。
ドライビングでリーダーボードトップに立ちながらメジャーを予選落ちする——この矛盾こそ、SG: Approachの重要性を体現したケーススタディだ。アイアン・ウェッジの精度回復なくして、メジャータイトル奪還は難しいだろう。
この記事の原文
DeChambeau's Major Woes Laid Bare: A Self-Analysis of Three Missed Cuts in 2026
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