コースが3年で3回変わった——2026年版クレイグ・ランチとは
CJカップ・バイロン・ネルソンは毎年同じ舞台でありながら、実質的に別のコースとして機能してきた。2024年は誰もがフラッグを直接狙えるバーディーラッシュの設定。2025年はティーを伸ばしてコースを難化させ、スコッティ・シェフラーが圧倒的なアイアンプレーで8打差の独走優勝を果たした。
2026年はさらに大きなリニューアルが施された。ほぼ全グリーンを新設し、フェアウェイを狭め、バンカーを再配置、ウェイストエリアを追加し、終盤ホールを向かい風に強く設定。「全員が-25まで伸ばせる」設定からの脱却を明確に意図したコース設計だ。
注目の賭け対象
スコッティ・シェフラー(連覇候補)
SG: Total、SG: APP、SG: OTT など主要指標でフィールド1位。昨年の優勝に加えコースレコードも保持しており、データ的な根拠は圧倒的。ESPNの分析では「トップ5 -265より単勝 +168の方が理にかなう」と指摘。72ホールのゴルフには分散が存在するため、高額の単勝よりもアウトライトベットを推奨している。
ブルックス・ケプカ(トップ20 +102)
アプローチでフィールド2位、ティーショットからグリーンまでの総合で3位。2週前のマートルビーチではアイアンで5打以上のゲインを記録し好調。新グリーンでのパッティングが唯一の懸念材料だが、トップ20圏内で他の部分でカバーできるとの評価。
クリスティアン・ベズイデンハウト(トップ20 +188)
今大会で最も意外性のある選択肢。フィールドのパッティング部門でトップに立ち、直近4試合のうち2試合で5打以上のゲインを記録。新ベントグラスグリーンがパッティングの予測不確実性を高めるなら、その恩恵を最も受けやすいプロフィールといえる。
久常涼(トップ20 +142)
日本人選手として注目。バレロではトップ8に入りアイアンを好調に振り、全英オープン同様の主要メジャーでも正のSGを記録。アイアンが噛み合えばトップ10争いに加われるアップサイドがあり、初日リーダー候補としても面白い存在。
Strokeslabの視点
新ベントグラスグリーンの導入は、例年のSG統計の信頼性を一部下げる要素だ。アプローチ力を重視するこのコースでシェフラーが圧倒的に有利なのは変わらないが、パッティングのランダム性が上がることで、ベズイデンハウトや久常涼のような「パット職人」にとって例年以上のチャンスが生まれる可能性がある。
新ベントグラスグリーンは全選手にとって未知の変数であり、SGデータに基づく予測精度が例年より下がる週だ。シェフラーの優位性は揺るがないとしても、パッティング力のある選手への分散投資を検討する価値がある。
この記事の原文
ESPN: CJ Cup Byron Nelson 2026 Betting Guide — Scheffler Again, But Course Redesign Adds Intrigue
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