ロイヤル・バークデール (Royal Birkdale) 第1ラウンド総括
第154回全英オープンが英国・サウスポートのロイヤル・バークデールで開幕。乾燥した高速グリーンが選手たちを苦しめる中、フロリダ州タンパ出身の26歳、ジャクソン・スーバーが5アンダー65をマークし、単独首位に立った。
首位:ジャクソン・スーバー——リンクス未経験で65
スーバーにとって今回がヨーロッパ初訪問かつリンクスゴルフ初体験。今週月曜日が生涯初のリンクスラウンドで、本戦までにわずか27ホールしか消化していない。準備として各ホールのYouTube動画を研究し、statisticianでもあるキャディのグレイソン・ポーターとともに戦略を組み立てた。
後半は10・11番で連続バーディ、17番パー5では7フィートのイーグルパットを沈めるなど、終盤5ホールを4アンダーで締めた。過去6戦で3度トップ6入りと好調を維持しており、メンタルコーチとの連携やタイトリスト製品への変更が後押ししているという。
デシャンボーの復調
序盤3メジャーでカット落ちが続いていたブライソン・デシャンボーは3アンダー67で暫定4位タイ発進。3Dプリント製アイアンをメジャー初投入し、SG: Approach で+2.5を記録。ただしフェアウェイキープは4本以下と精度に課題が残る。SG: Puttingは-1.3と、アイアンとのギャップが課題になりそうだ。
シェフラーは2アンダー68
先週スコティッシュ・オープンで約4年ぶりのカット落ちを経験したスコッティ・シェフラーは、前半6ホールで4バーディと快調なスタート。しかし後半でパターが冷え込み、2アンダー68で暫定13位タイにとどまった。ショットの精度は高く、巻き返しの素地は十分ある。
マキロイは2オーバーで苦しい出発
今年のマスターズ覇者ロリー・マキロイは4バーディ・6ボギーで2オーバー発進。SG: Puttingは-2.72と全体148位(156人中)、SG: Around the Greenも-1.25で144位と短距離ゲームが完全に崩壊した。4フィート以内のパットも2本を取りこぼすなど、グリーンスピードへの対応に苦慮。カットラインまで猶予はあるが、大きな修正が必要だ。
Strokeslabの視点
スーバーのラウンドで注目すべきはリンクス適応力の高さだけでなく、後半のSG: Approach とSG: Putting の連動だ。一方マキロイはOTTのパフォーマンスは良好だったにもかかわらず、ショートゲームのSGが大きなマイナスを生んでいる典型的な「スコアと内容の乖離」ケースと言える。
スーバーの65はSG: ApproachとSG: Puttingが後半に連動した理想的なラウンドだが、リンクス経験ゼロという文脈が今後3日間でどう影響するかが最大の見どころだ。マキロイはSG: Puttingが-2.72でも「ドライビングは良かった」と言えるだけに、短期修正の可能性は十分ある。
この記事の原文
ESPN Golf: Unlikely First-Round Leader Suber Tops Royal Birkdale Leaderboard as McIlroy Stumbles
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