靴を脱いだのはAimPoint抗議ではなかった
3Mオープン最終日、ルーカス・グローバー(46歳)がバーディーパットを沈めた後にホール脇で靴を脱いで歩いた場面が話題を集めた。テレビ解説者らは「グリーン上でホールに近づきすぎるAimPointへの抗議では」と推測したが、グローバー本人はInstagramで全面否定した。
本人が語った経緯
「23年間PGA Tourでメタルスパイクを履いてきた。クレームを受けたのは昨日が初めてだ」とグローバーは投稿している。10番ホールのBirdieパット後、試合中に競技委員から(選手ではなく)スパイクマークについて指摘を受けた。彼の対応はシンプルだった——ホール周辺でこれ以上マークをつけないよう、靴を脱いでソックスのまま近づいてボールを取り出した。
「靴を脱いだのは、どんな種類のスパイクであっても、ホール周辺にマークをつけない唯一の方法だったから。ただそれだけだ」
グローバーはルール上、スパイクマークはタップダウン(押し固め)が許可されている点を繰り返し強調。自分の前後の組にも他のメタルスパイク使用者がいたこと、ベントグラスで軟らかく散水されたグリーンコンディションも影響していたと説明した。
グローバーが最も悔しがったこと
「この件で一番残念なのは、本来注目されるべき選手から話題が奪われたことだ」とグローバーは語った。その選手こそ、世界ランク1位スコッティ・シェフラーをおさえてPGA Tour初優勝を飾ったルーキー、ジャクソン・コイヴン。最終ラウンド5アンダー66で回り、トーナメントレコードとなる25アンダー259での優勝という歴史的快挙だった。
Strokeslabの視点
スパイクマーク問題はグリーンの質に直接影響するため、SG: Puttingの観点からも無視できない。ただ今回の議論で真に評価すべきは、コイヴンがNo.1プレイヤーとの直接対決を制した数字の中身だ。
スパイクマーク騒動は話題性があったが、本質的な注目ポイントはコイヴンが世界1位相手にどのカテゴリのSGで差をつけたかにある。次節以降のデータ分析に注目したい。