リビエラを制したクプコの66
2026年全米女子オープン(第81回)の初日、ジェニファー・クプコがカリフォルニア州ロサンゼルスのリビエラ・カントリークラブで7バーディ・ノーボギーの5アンダー66をマーク。1打差の単独首位に立った。
データが示すアプローチの支配力
クプコの最大の武器は初日を通じてアプローチショットだった。SG: Approach(アプローチ部門のStrokes Gained)は+4.27を記録し、フィールドトップ。2番ホールでの133ヤードからピン1フィート以内に寄せた一打がその象徴だ。コース攻略についても、2ヶ月前にLPGAツアーがタルザナに立ち寄った際にリビエラまで足を伸ばして下見を行っており、「コースのすべてを把握した状態で臨めた」とコメントしている。
追う顔ぶれ
1打差の2位にはセイ・ヤング・キム(韓国)が66で入った。最終4ホールで3連続バーディを奪う後半の粘りで浮上。メキシコのガビー・ロペス、日本の渋野日向子、韓国のヒョンジョ・ユー、イナ・ユン、ミンジ・カンが4アンダー68で3位グループを形成している。
コルダは出遅れ
世界ランク1位のネリー・コルダは2オーバーと出遅れた。ティショットに苦しんだ上、ナイキとレブロン・ジェームズから贈られた新しいシューズに戸惑い、6ホール後に履き替えるハプニングも。「今週の月〜水曜は本当に良いボールが打てていたのに」と困惑を隠せなかった。
16歳アマチュアのデング
注目すべきは16歳のアマチュア、アフロディーテ・デング。昨年の全米ガールズジュニア覇者が2アンダー70で上位に食い込んだ。カナダ生まれ、中国系の両親を持ち、フロリダで育った彼女はゴルフを始めてわずか7年でのU.S. Openである。
Strokeslabの視点
クプコのSG: APP +4.27は、リビエラのような「ボールストライカーのコース」では決定的な差を生む数字だ。フェアウェイキープからピンに絡むアプローチという「王道」の再現性が、このまま4日間続けられるかが優勝争いのカギとなる。
SG: APP +4.27という数字は、「アイアンが勝負を決める」リビエラの本質をそのまま体現している。クプコが4日間この精度を維持できれば、メジャー2勝目は現実味を帯びてくる。
この記事の原文
ESPN: Kupcho Fires 66 to Lead U.S. Women's Open R1 on a Stern Riviera Test
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