7年ぶりの復活勝利
ゲーリー・ウッドランドがテキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープンで7年ぶり5回目のPGAツアー優勝を飾った。2023年の脳手術後のPTSDとの闘いを公表していた41歳のベテランが、ツアー屈指の飛距離(平均322ヤード)とヘッドスピードでドライビングディスタンス部門をリードしながらの復活劇となった。
勝利の鍵となったプロトタイプDriver
ウッドランドが使用するのは、CobraのプロトタイプOPTM Max LS-K Driver。これはCobra Tour RepのBen Schominが「living prototype」と表現する特別仕様で、市販のMax K Driverの低スピン・フェードバイアス版として彼専用に開発された。
重要なのは6.4度という極端に低いロフトとFujikura Ventus Black 8-Xという電話柱のような重量シャフトの組み合わせ。ウッドランドは「バックウェイトされたDriverでボールを良く打ってきた」と語り、一般的なフロントウェイト設計とは逆の選択をしている。
優勝直前のアイアンシャフト変更
今季2回目となるアイアンシャフト変更が勝利の転機となった。年初はNippon Modus 130 Xを使用していたが、Dynamic Gold X100を経て、優勝直前にKBS C-Taper 130Xに戻した。
この変更の背景には、ウッドランドのアウト・トゥ・イン軌道の改善とスピードアップが関係している。「X100では柔らか過ぎて、スピンが削れずアイアンがショートしていた」とSchominは説明する。
完全なクラブセッティング
- Driver: Cobra OPTM Max LS-K (6.4°) - 3-Wood: Ping G440 Max (15°) - ユーティリティ: Wilson Staff Model (18°) - アイアン: Cobra King Tour Chrome (4番)、King MB Chrome (5-9番) - ウェッジ: Cobra King RAW (48°, 52°, 56°)、Cleveland RTZ Tour Rack Proto (60°) - パター: Scotty Cameron GoLo Tour Prototype
ウッドランドの復活劇は、個人に最適化された極端な機材セッティングの重要性を示している。プロトタイプDriverと絶妙なシャフト選択が、7年ぶりの勝利を支えた。