スウィングを強化しなくても飛距離は伸ばせる
ドライバーの飛距離を伸ばしたいとき、多くのアマチュアは「もっと力を入れて振ろう」と考えがちだ。しかし、GOLF Top 100コーチのジェイソン・ベイル氏によれば、アタックアングル(ボールに対するクラブヘッドの入射角度)を改善するだけで、スウィングスピードを上げなくても飛距離を大幅に伸ばせるという。
ボールに対して「上から打ち込む(ネガティブアタックアングル)」と、スピンが増えて飛距離が落ちる。一方、「下から打ち上げる(ポジティブアタックアングル)」ようにすれば、低スピンで高弾道が生まれ、ランも加わって飛距離が伸びる。LPGAツアーの選手たちが大きなスウィングに見えなくても十分な飛距離を出せるのは、まさにこのアタックアングルの最適化によるものだ。
2つのセットアップ調整
①リードヒップをターゲット方向に「バンプ」する
アドレス時に両肩・両股関節が水平になっているアマチュアは多い。アイアンでは問題ないが、ドライバーではこれがネガティブアタックアングルを生む原因になる。解決策はシンプルで、アドレス時にリード(左)ヒップをターゲット方向にわずかにずらす(バンプする)だけ。これによってリードヒップが上がり、トレイルヒップが下がり、自然と上向きの軌道が作られる。
②トレイルエルボーをトレイルヒップに向ける
もう一つの問題はトレイル(右)アームのポジション。アドレスでトレイルアームが高すぎると、正面から見たときにリードアームが隠れてしまう。これを修正するために、グリップ時にトレイルエルボーをトレイルヒップの方向に向けるよう意識する。
Strokeslabの視点
この2つの調整は、ローンチモニターで計測可能な数値に直結する。アタックアングルが改善されれば、SG: Off the Teeの改善にも波及効果がある。アドレスという「動く前」の段階でメカニクスを整えることは、再現性の高いスウィングを作るうえでも最も効率的なアプローチだ。
ローンチモニターでアタックアングルを確認したことのないアマチュアは多い。まずは計測し、現状のアングルを把握することが飛距離改善の第一歩だ。
この記事の原文
GOLF.com: Add Distance Without Swinging Harder — Two Setup Tweaks to Improve Your Attack Angle
GOLF.com · 原文を読む →