ロイヤル・バークデール (Royal Birkdale) の「逆境」を語ったデシャンボー
ブライソン・デシャンボーが、全英オープンでの2打罰騒動について初めてメディアに語った。LIV Golf UKイベント(JCBカントリークラブ)の初日、8アンダーという好スコアで2位につけた直後の会見だった。
「あの2ホールで6打。トップと並んでいた」
全英オープン2日目の5番ホールで、ボール付近の改善行為として2打罰を受けたデシャンボー。その結果、トリプルボギーとなり、最終的には6打差でライアン・フォックス(Ryan Fox)の優勝を見届けることになった。
本人は冷静に計算する。「5番で3オーバー、日曜11番でもトリプルボギー。合計6打。あそこに並んでいたはずだ」。ルール判定の是非については踏み込まず、「自分が正しいと信じたことに情熱を持って臨んだ。今はもう、そういうものとして受け入れ、前に進むだけ」と語るにとどめた。
今季初の予選通過が「最大の収穫」
注目すべきは、デシャンボーが今年のメジャー3戦(マスターズ・全米オープン・全米プロ)すべてで予選落ちしていたという事実だ。全英で予選を通過し14位タイに入ったことが、本人にとって今季最大の成果だったことがほのめかされる。「まあ、カットを通過したよ」と笑みを浮かべた言葉に、その複雑な心境がにじんだ。
LIV存続問題という重い文脈
会見ではLIVの財政問題には直接触れなかったが、アジアツアーがLIVとの契約を打ち切りDP World Tour・PGAツアー連合へ移行したこと、8月ミシガン開催予定のチームファイナル(賞金4000万ドル)が中止される可能性がある旨、複数の選手が認めている。デシャンボーは「今週のトーナメントを勝ちに来た。それだけだ」と締めくくった。
Strokeslabの視点
今回の件でデータ的に興味深いのは、ルール的判定がいかに最終スコアに「見えない形で」影響するかという点だ。2打罰そのものより、その後のメンタル面がSGに与える波及効果こそが、ラウンド分析で見落とされがちな要素といえる。
2打罰そのものより、その後の集中力の乱れがSGに与えた影響の方が大きかった可能性がある。ルール裁定がパフォーマンスデータに与える「見えないコスト」は、今後の分析テーマとして興味深い。
この記事の原文
GOLF.com: DeChambeau Breaks Silence on Open Penalty, Says Two Holes Cost Him the Claret Jug
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