ホアキン・ニーマンが2026年全米オープン(シネコックヒルズ)の初日、わずか1ホールで試合を台無しにした。Par-4の6番ホールで起きた一連の出来事は、ゴルフが生み出す最悪のシナリオをほぼすべて詰め込んだかのような内容だった。
崩壊のタイムライン
ニーマンは後半ナイン(コース上の3番・5番)で連続Birdieを決め、トータルイーブンパーに戻したところだった。順位もT17圏内と、メジャー初優勝へ向けて現実的な位置にいた。
しかし6番ティーで状況は一変する。480ヤードのPar-4で放った第1打は右に大きく曲がりOB。再ティーで打った第3打も、ほぼ同じ軌道で再びOB。2球連続でコース外に消えた時点で、打数は「5打目をティーから」という状況に追い込まれた。
暗闇が中断させた悪夢
第3ティーショットはフェアウェイ中央に張り出したネイティブエリアに捕まり、6打目は113ヤード前進するのが精一杯。そこで日没によるサスペンドのホーンが鳴り、ニーマンはPar-4の6番フェアウェイで「6打目を打ち終えたまま」宿に戻ることを強いられた。
翌朝6時35分(現地時間)に再開。7打目(金曜日の第1打)はグリーン手前に止まり、8打目でようやくオンしてワンパット。記録されたスコアはクインチュプル・ボギーの「9」。スコアカード上の順位はT17からT112へと約100位急落した。
さらなるペナルティ
その後、このホールでのクラブ投げつけ行為が2打罰の対象となり、スコアは「11」に訂正。ニーマンの第1ラウンド合計は8オーバーパーとなった。
Strokeslabの視点
Strokes Gainedの観点から見れば、1ホールで失った打数は理論上のベースライン比でおよそ7〜8打分に相当する。メジャー本番でLIVゴルファーが直面するプレッシャーと、コース管理の一瞬の乱れが取り返しのつかない結果を生む典型例として記憶されるだろう。
1ホールで7〜8打分のStrokes Gainedを失うことは、ツアーレベルでほぼ回復不可能な損失であり、コース管理の判断ミスがいかに致命的かを数字で示す事例だ。
この記事の原文
GOLF.com: Niemann's 2026 U.S. Open Nightmare — A Hole-11 Disaster at Shinnecock Hills
GOLF.com · 原文を読む →