仲間が誤って自分のボールを打った——ルール上の正しい判定とは
「探していたら3分が過ぎ、戻ろうとした瞬間に仲間が打ったのが自分のボールだと判明した」——こんな状況、実際のラウンドでも起こりうる。GOLF.comのルール専門家「Rules Guy」がこの難問に明快な答えを出している。
ロストボールは覆らない
今回のケースで重要なポイントは3分間のサーチタイム内に自分のボールと確認できなかったという事実だ。たとえその後に「仲間が打ったボールが自分のものだった」と判明しても、サーチ時間を超えた時点でボールはロスト扱いとなる。プレーヤーはストロークアンドディスタンス(打数+距離のペナルティ)でティーに戻るしか選択肢はない。
仲間にも2打罰が科せられる
一方、誤って他者のボールを打った仲間プレーヤーも無罰ではない。Rule 6.3c(誤球)に基づき2打罰が加算され、その誤球での1打はスコアに数えられない。さらに自分のボールも見つかっていなければ、ティーから5打目として再スタートとなる。
GURでのロストボールは「ほぼ確実」が条件
記事後半では、常設のGround Under Repair(修理地)エリアにボールが入って見つからない場合の扱いも解説されている。「ボールがGUR内で紛失したことが既知、またはほぼ確実(virtually certain)」と判断できる場合に限り、ペナルティなしのフリーリリーフが認められる。ボールが最後にGURに入ったと見られる地点から最も近い完全な救済のニヤレストポイントを決め、そこから1クラブレングス以内にドロップする。
ただし「たぶんGURに入ったと思う」という程度ではフリーリリーフは適用されず、ストロークアンドディスタンスが適用される。
Strokeslabの視点
ルールの判定で「知っていれば防げた損」は少なくない。特にサーチタイムと誤球のペナルティは組み合わさると複雑になる。スコアカードに影響する前に、プレー前にこうした基本ルールを確認しておくことをStrokeslabは推奨する。
「3分ルール」と「誤球の2打罰」が同時に絡むケースは混乱しやすい。プレー前に仲間と共有しておきたいルールの一つだ。