ロンドンが「世界最高のゴルフ都市」かもしれない理由
ゴルフ旅行の話題といえば、セント・アンドルーズやロイヤル・カウンティ・ダウンなど、スコットランド・アイルランドが主役になりがちだ。しかしGOLF.comのサイモン・ホルト記者は「答えはすでに見えている場所にある」と指摘する。その答えとは、イングランド、とりわけロンドンだ。
ヒースロー空港から45分圏内に世界トップ100が4コース
最大の強みは「アクセスと開放性」の組み合わせだ。ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコでも世界レベルのコースは存在するが、その多くは私有クラブで一般訪問者には閉ざされている。一方、ロンドン近郊ではGOLF誌の世界トップ100にランクされる4コースすべてが訪問プレー可能という異例の環境が整っている。
サリー・サンドベルト:5日間では足りない密度
ロンドン郊外に広がるサリー・サンドベルトは、サニングデール(オールド・ニューの2コース)、セント・ジョージズ・ヒル(世界ランク57位)、スウィンリー・フォレストが30分圏内に集結。ウォルトン・ヒース(オールド)も1時間以内で、6ラウンドすべてが「世界クラス」の水準を誇る。さらに余裕があればウォープルスドン、ウォーキング、ウェスト・ヒルも外せない。
同伴者を連れていける街としての魅力
ゴルフをしないパートナーにとっても、ロンドンは退屈しない。一流ホテル、世界水準のレストラン、美術館、ショッピング、劇場と、選択肢には事欠かない。ゴルフ旅行の「同伴者問題」を解決できる数少ない都市でもある。
南東沿岸とイングランド北部:リンクスの本場
ロンドンから2時間の南東海岸には、ロイヤル・セント・ジョージズ、ロイヤル・サンク・ポーツ、プリンスが隣接し、英国本土随一のリンクス地帯を形成。北へ4時間足を延ばせば、ロイヤル・リバプール、ロイヤル・ライサム、ロイヤル・バークデールという名門がさらに待ち構える。
Strokeslabの視点
Strokes Gainedの観点から見ると、サリー・サンドベルトのコースはいずれもアプローチの精度とショートゲームを強烈に問う設計が多い。SG: APPとSG: ATGが鍵を握る戦略的コースが揃っており、データドリブンで自分のゲームを分析している選手にとって、非常に「学びの多い」ラウンドになるはずだ。
サリー・サンドベルトのヒースランドコースはSG: APPとSG: ATGを徹底的に試す設計で、自分のゲームを客観的に把握したいゴルファーにとって理想的な試金石となるだろう。