リード
PGAツアー「ジョン・ディア・クラシック」最終日、ベン・コールズ(36歳)は首位同タイで18番ホールへ向かった。しかし、センター・フェアウェーから放った1打がフックし、グリーン左のウォーターハザードへ吸い込まれた。結果はDouble Bogeyで3位タイ。優勝はクリス・ゴットラップが飾った。
「番手を迷っていた」——決断の瞬間
コールズは試合後、「9番では届かず、8番では飛びすぎる距離だった」と振り返った。選んだのは8番Ironによるスリークォーター・パンチショット。だがわずかにフェースが閉じ、ボールは左へ引っ張られ池へ消えた。
これは2年前のCJカップ・バイロン・ネルソンでの悲劇の再現とも言える。あの時も72番ホールを1打リードで迎え、Bogeyで落として優勝を逃した。コーン・フェリー・ツアーでは5勝を挙げているが、PGAツアー優勝はいまだゼロ。
ゴットラップの涙、コールズの覚悟
優勝したゴットラップは今季3勝目・PGAツアー通算5勝目。4年前に手紙を書いてスポンサー推薦を得たジョン・ディアで、CBSの中継カメラの前で涙を見せた。一方のコールズは取材に静かに応じた後、翌週のISCOチャンピオンシップに向けて即座に気持ちを切り替えた。
その前週、ジョーダン・スパイスが語った言葉がある。「プロゴルフを選ぶということは、最後の1打を自分の手で打つことを選ぶということ。それが失敗や悲劇をもたらすこともある。でも同時に、スポーツで最高の高みにも連れて行ってくれる」。
翌朝のInstagram
コールズは月曜朝、例の8番Ironの瞬間の写真とともにInstagramを更新した。
「がっかりする結末だったことは否定しない。でもこのゲームが教えてくれるのは、ストーリーがどう展開するかは選べない。選べるのは、どう反応するかだけ」
PGAツアー未勝利のまま36歳を迎えたコールズが、また「ボールをくれ」と言い続けている。
Strokeslabの視点
今回の悲劇は、SG的に見れば「番手選択のジレンマ」そのものだ。スリークォーター・パンチという中間的な解決策は、フルショットよりもフェースコントロールの難度が上がる。プレッシャー下でのSG: APPを維持するためには、「迷ったら安全な番手でフルスイング」という原則が改めて問われる一打だった。
「9番では足りず、8番では多い」という番手のジレンマは、SG: APPが問われる典型的な局面。プレッシャー下でのスリークォーター・ショットはフルスイングより難しく、コールズの判断と結果はティーチングの観点からも学びが多い。
この記事の原文
GOLF.com: The Shot That Cost Kohles at John Deere — and the Instagram Post That Followed
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