パター選びに潜む「無駄なテスト」の罠
新しいパターを試すとき、多くのゴルファーは「アライメントが合うか」「芯で打てるか」に注目する。もちろん重要な要素だが、PGAツアーのパッティングコーチであるスティーブン・スウィーニーは「それだけでは不十分」と指摘する。
本当に差がつく2つの距離帯
スウィーニーが強調するのは、次の2つのゾーンだ。
① 8フィート以内のショートパット
PGAツアーのプロは25フィートのパットを約12%しか沈めない。一般ゴルファーでも約2%は入る。差はわずか10ポイント。だが4〜8フィートになると、アマチュアはプロより40〜50%も成功率が低くなる可能性がある。ここが最も差が開く距離帯だ。
② 30フィート超のスピードコントロール
「距離感パット」では、アマチュアはプロと比べてカップへの寄り具体的に70〜80%劣るケースもあるという。3パットを回避するためには、長い距離でのスピード制御がカギとなる。
25フィートのテストは意味がない
パター試打で10〜25フィートを繰り返し打つのは、実は意味が薄い。プロでさえ滅多に決まらない距離帯であり、ここでの比較に時間を割いても選択基準にはなりにくい。
スウィーニーの結論はシンプルだ。「短いパットを確実に沈め、長いパットで3パットしないこと」——この2点を軸にパターを選べば、投資の価値を最大限に引き出せる。
Strokeslabの視点
このアドバイスはStrokes Gainedのデータとも一致する。SG: Puttingを最大化するには、SG理論が示す通り「短距離の期待値を上げること」が最も効率的だ。パター選びにもデータ思考を取り入れることが、スコアアップへの近道と言える。
Strokes Gainedの観点からも、短距離パットの期待値改善がスコアへの影響が最大であることは明白だ。ギア選びにもSG思考を活かすことで、感覚頼みの選択から脱却できる。
この記事の原文
GOLF.com: The Two Putting Distances That Actually Matter When Testing a New Putter
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