タイガーとフィルが消えたメジャーシーズン
2026年は1994年以来初めて、タイガー・ウッズもフィル・ミケルソンも一つのメジャー大会にも出場しなかった年となった。ロイヤル・バークデールで開催された全英オープンの会場には、5度の優勝者トム・ワトソンが「グローバル大使」として姿を見せたが、二大スターの不在はゴルフ界全体に不思議な静けさをもたらした。
GOLF.comのマイケル・バンバーガー記者は、両者が選手としてではなくとも、ワトソンやエルス、ソレンスタムのように「グローバル大使」としてゴルフに還ってくることを願うと綴っている。
アニカが完成させたグランドスラムの地、リザムへ
女子全英オープンの舞台はロイヤル・リザム&セント・アンズ。2003年にアニカ・ソレンスタムがここでキャリア・グランドスラムを達成した、歴史的なリンクスコースだ。
アニカはあの優勝の日、試合前に洗濯をして映画「プライベート・ライアン」を観てからコースへ向かったという逸話が残る。精密な技術と北欧人らしい実直さを兼ね備えた彼女のスタイルは、今も語り草だ。
ネリー・コルダに訪れた歴史的チャンス
現在の女王、全米女子オープン覇者のネリー・コルダは、今週まさにアニカが23年前に成し遂げた場所で全英オープン初優勝を狙う。リディア・コ、シャーリー・ハル、ジーノ・ティティクルらも優勝争いの主役候補だ。
シニア戦線:59歳ジェリー・ケリーの快挙
グレネイグルスで開催されたシニア全英オープンでは、ジェリー・ケリーが59歳で優勝という驚きの結果が生まれた。バンバーガー氏は「50歳以上の三大メジャー(シニア全英・全米・PGA)の実績でも世界ゴルフ殿堂入りを認めるべきだ」と主張する。
Strokeslabの視点
世代交代が進むゴルフ界において、タイガーとフィルの不在は単なる欠席ではなく、一つの時代の終わりを予感させる。スコッティ・シェフラーやロリー・マキロイらが「次のレジェンド」として記憶に刻まれていくとき、彼らのSGデータがどう語り継がれるかにも注目したい。
タイガーとフィルが揃って欠席した初の年を、SG時代のレジェンド論という切り口で読むと、ゴルフのデータと記憶がどう交差するかが見えてくる。
この記事の原文
GOLF.com: Tiger and Phil's Major Absence Puts Golf History in Sharp Relief at Royal Lytham
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