Strokeslab
TRANSLATION

GOLF.com:全英5勝の「リンクスの番人」トム・ワトソン、バークデールで語ったこと

出典: GOLF.com·7月17日·📖 原文を読む

リンクスの申し子、半世紀を経て古巣に戻る

2026年の全英オープン(The Open Championship)が開幕したロイヤルバークデール(Royal Birkdale)に、伝説のプレイヤーが姿を見せた。トム・ワトソン——1975年から1983年にかけて全英5勝を積み上げ、「全英の申し子」と呼ばれる76歳のアメリカ人だ。

現在はロレックスのアンバサダーとしてこの舞台に招かれているが、それ以上に彼をここへ引き寄せるのは、38年間にわたる全英オープンとの深い絆だ。今年は妻ドロシーと共にジュネーブのロレックス本社とウィンブルドンに立ち寄ってからサウスポートへ入った。

キャディ、アルフィー・フィルズとの偶然の出会い

ワトソンの5勝すべてをともに歩んだキャディ、アルフィー・フィルズ(Alfie Fyles)の話は特に興味深い。

1974年全英をロイヤルリサム(Royal Lytham)で制したゲーリー・プレーヤー(Gary Player)のバッグを担いでいたフィルズは、翌75年のカーヌースティ(Carnoustie)でプレーヤーに「降ろされた」。プレーヤーがアメリカ人キャディを連れてきたためだ。そこでプレーヤーのマネジメント会社IMGが若きワトソンにフィルズを紹介し、二人は初コンビながらカーヌースティで優勝。しかしその翌年、今度はワトソン自身が自分のアメリカ人キャディをバークデールに連れてきてフィルズを外した——フィルズの地元コースにもかかわらず。

この「キャディの入れ替え」エピソードは、当時のツアーの流儀と現代の「キャディはチームの一員」という価値観の変化を象徴している。

コースへの評価:「1976年と変わらない」

ワトソンは大会初日の朝、バークデールについてこう語った。「コースは1976年と本質的に変わっていない。長さと一部の改修ホールを除けば、ほぼ同じだ。今の選手たちは非常にランが出る難しいコースで戦わなければならない」

76歳になった今もその眼光は鋭く、インタビューした著者マイケル・バンバーガー(Michael Bamberger)は「ストレートで、率直で、無駄がない——彼は変わっていない」と記している。

Strokeslabの視点

ワトソンが活躍した時代にはStrokes Gainedという概念は存在しなかったが、彼のリンクスゴルフへの適応力——ランを計算した低い球筋、風読み、コース管理——は現代のSG分析で言えばSG: APPとSG: ATGの双方で傑出したプロファイルを示すはずだ。「バンプアンドラン」を習得せよというワトソンの言葉は、リンクス攻略の本質を今も正確に射貫いている。

💬Strokeslab コメント

ワトソンの全英5勝はデータなき時代の話だが、彼が体得したリンクス適応力はStrokes Gainedで可視化すれば現代のトップ選手に匹敵するはずだ。「バンプアンドラン」という一言に、リンクス攻略の本質が凝縮されている。

📎

この記事の原文

GOLF.com: Tom Watson Returns to Birkdale — What the Five-Time Open Champion Shared

GOLF.com · 原文を読む →
Share: