GolfWRXが2026年6月版の最新WITB情報を公開。ナスタシア・ナドー、キース・ミッチェル、マット・クーチャーの3選手の使用クラブが明らかになった。それぞれのセットアップには、プロならではの「最適解」への追求が色濃く反映されている。
ナスタシア・ナドー:完全Titleistセットアップ
ナドーはDriver(Titleist TSR4 9度)からボール(Titleist Pro V1)まで、完全なTitleistで統一している。アイアンはT150(5番〜PW)、ウェッジはVokey SM11とWedgeWorksカスタムの2本立て。パターにはスコッティ・キャメロン ニューポート プラス ツアープロトタイプという希少モデルを採用しており、ショートゲームへの強いこだわりがうかがえる。
キース・ミッチェル:TaylorMadeとMizunoの融合
DriverにTaylorMade Qi4D LSを選びながら、アイアンはMizuno Pro 225(2番)とMizuno Pro S-1(4〜9番)を使い分けるハイブリッド構成。ウェッジもMizuno ProとTitleist Vokey WedgeWorksのミックスで、セットを統一するよりも「各番手の最適解」を重視した組み立てが特徴だ。
マット・クーチャー:多ブランド・カスタム構成
クーチャーのバッグは、Titleist Driver・Callaway フェアウェイウッド・Ping ハイブリッド・Srixon アイアン・Cleveland ウェッジという異例のマルチブランド構成。なかでも64度ウェッジ(Cleveland RTX Full Face 2)の採用は目を引く。ツアーレベルで64度を入れることはまれで、精緻なショートゲーム設計を強く意識した選択と言える。
Strokeslabの視点
この3選手のセットアップを見ると、ブランドの統一よりも「各カテゴリーで最も自分に合う1本を選ぶ」というプロの思考が浮き彫りになる。特にクーチャーの構成は、長年のツアー経験によって磨かれた実用主義の結晶だ。
クーチャーの64度ウェッジ採用は、ツアーレベルのショートゲーム設計がいかに精緻かを示す好例。ブランドにこだわらず「番手ごとの最適解」を追求する姿勢は、アマチュアのクラブ選びにも示唆を与えてくれる。