ウェッジに刻まれた「笑えるミス」と青春の思い出
PGAツアー選手のニール・シップリーは、自身のウェッジに個性的なスタンピング(刻印)を施していることで知られている。その内容が、プロゴルファーのギアでは珍しいユーモアにあふれたものだ。
「Big Fridge」のはずが「Big Fudge」に
54度のウェッジには「Big Fudge」という文字が刻まれているが、これは本来「Big Fridge」と入れるつもりだったという。オハイオ州立大学在学中にチームメイトたちからつけられたあだ名で、「fridge(冷蔵庫)=大きなお腹」を指す愛称だった。
ところがPingのスタッフへの伝言が電波の悪さか何かで「fudge(ファッジ=キャンディの一種)」と聞こえてしまい、そのまま刻印されてしまったというオチだ。シップリー本人も笑って受け入れ、そのままプレーし続けている。
50度には「マクドナルドの7番セット」
50度のウェッジには「DONS 7」と刻まれており、これは大学時代に頻繁に注文していたマクドナルドの7番セット(チーズバーガー2個のセット)への敬意を表したものだ。現在はスリムダウンしたシップリーだが、青春時代のフードへの思い入れをギアに残している。
Strokeslabの視点
SGデータや技術分析が中心のゴルフメディアだが、こうしたプロのギアに宿る「人間らしいストーリー」もゴルフの魅力の一つだ。スタンピングはパフォーマンスに直接影響しないが、選手のメンタル面や自己表現の場として機能している。シップリーのケースは、ユーモアがいかにプロの世界でも生きているかを示す好例だ。
SGデータとは無関係だが、選手のギアに込められた個性はコース上のメンタルにも影響する。シップリーの「Big Fudge」は、笑えるミスが生んだ最高のアイデンティティかもしれない。
この記事の原文
GolfWRX: Neal Shipley's Wedge Stampings Tell a Story of College Days and Fast Food
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