3日目終了時のリーダーボード
ロイヤル・バークデール (Royal Birkdale) で行われる第154回全英オープン。3日目(ムービングデー)を終え、サム・バーンズ (Sam Burns) が10アンダーで単独首位に立ち、ニュージーランドのライアン・フォックス (Ryan Fox) と韓国のシ・ウ・キム (Si Woo Kim) が8アンダーで2打差の2位に並ぶ。
バーンズが優勝候補筆頭の理由——データが語る圧倒的なアプローチ力
バーンズは今大会、ボールストライキングの精度が際立っている。土曜日は18ホール中17ホールでGIRを達成し、54ホールを通じたSG: APPは+6ストローク超えという数値を叩き出している。これはリーダーボード上位の中でも別格のパフォーマンスだ。
先月の全米オープン(シネコックヒルズ)でもバーンズは最終日に猛追を見せたが、18番のBirdieパットがカップを半インチ外れてほぼ膝から崩れ落ちた。メジャー初優勝への渇望は、誰よりも大きい。
フォックスとキムの追撃
ライアン・フォックスは土曜の朝に62(メジャー史上最低タイスコア)をマークし一気に浮上。ただし無風の好条件でのラウンドであり、日曜の風が強まった場合に同じパフォーマンスを維持できるかが問われる。
シ・ウ・キムはSG: APP +0.732(ツアー3位)という水準のアイアン精度を今大会でも発揮し、54ホールで約4.5ストロークゲイン。懸念はパッティングで、シーズン通算SG: Putting は -0.094(ツアー99位)だが、今大会3日間で+3.70と異例の好調を維持している。
注目のダークホースたち
- ルートヴィヒ・オーベリ (Ludvig Åberg)(6アンダー):SG: Off the Tee +2.31、SG: APP +1.36、SG: ATG +2.94、SG: Putting +1.34 とすべての指標でプラス。唯一の不安は「最終日に崩れる」パターン——3月のプレーヤーズ選手権で3打リードから逆転負けした記憶が残る。 - ブライソン・デシャンボー (Bryson DeChambeau)(6アンダー):2打罰のペナルティ後も69でまとめ意地を見せた。 - トミー・フリートウッド (Tommy Fleetwood)(5アンダー):地元サウスポート出身。英国選手の全英優勝は1992年(ニック・ファルド)以来途絶えており、地元の声援を追い風にできるか。
Strokeslabの視点
過去25人の全英オープン優勝者はすべて、最終日前にトップ10圏内にいた。上位9人全員がこの条件を満たす今大会は、歴史的に見ても混戦必至だ。データ面ではバーンズが最も盤石だが、メジャーはスタッツだけでは語れない——それが最大の醍醐味でもある。
バーンズのSG: APPが54ホールで+6超えというのは、グランドスラム最終日の単独首位を支えるに十分な数字だ。ただし彼のメジャー「詰め」の弱さも実績が証明しており、日曜のフロントナインで誰かが先行したときのメンタル管理が勝負の分かれ目になる。
この記事の原文
Open Championship Final Round Preview: Burns Leads by Two with Elite Approach Numbers
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