リード
ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)が地元テキサスの大会、CJカップ・バイロン・ネルソン2日目にTPCクレイグランチで9アンダー62をマークした。しかし、プレーイングパートナーのイム・ソンジェ(Sungjae Im)が61という衝撃的なラウンドで単独リードを奪い、スピースは12アンダーで首位から1打差に留まった。
6連続バーディの猛チャージ
スピースは後半9ホール(TPC クレイグランチのフロントサイド)に入ると、6ホール連続バーディという爆発的なプレーを見せた。12フィートのパットでバーディをスタートとし、4番パー3での12フィート、5番パー5での4フィート、6番での9フィートと次々に沈めた。7番でバーディを逃した後も9番でバーディを取り、ボギーなしの62で上がった。
イムの歴史的ラウンドと首位争い
一方、イム・ソンジェはスピースの6連続バーディ直後に7番パー3でホールインワンを達成。さらに9番パー5でも14フィートのイーグルパットを沈め、61をマークして13アンダーでトップに並んだ。現在の首位はイム、スコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)、日本の平田憲聖(Kensei Hirata)、ウィンダム・クラーク(Wyndham Clark)の4人が13アンダーで並ぶ混戦状態だ。
平田は日本ゴルフツアーで6勝を挙げており、PGAツアー初勝利を狙っている注目株。1日目64に続き2日目も65のボギーフリーラウンドで上位に踏みとどまっている。
コース設定とスコアへの影響
TPCクレイグランチは約2,500万ドル(約37億円)の大規模改修を経て、バンカー増設とグリーン周りのアンジュレーションが追加されたが、雨と無風のコンディションが改修の効果を打ち消し、ローバーディスコアが続出。スピース自身も「東風が吹かない穏やかな天気がダラスでこれほど続くのは異例」とコメントした。
Strokeslabの視点
今大会のスコアリングは、コース改修後の設計者の意図を完全に上回っている。コンディションが整えば、コースが本来持つ難しさが発揮されるはずだが、現状では上位争いに加わるためには13アンダー台以上が必要になりそうだ。
平田憲聖が13アンダーで首位に並んでいる点は日本のゴルフファンにとって見逃せない。PGAツアー初優勝へ、週末の戦いが楽しみだ。