マスターズ史上最悪のメルトダウンの全貌
GOLF.comのJames Colgan記者が、マスターズ最終日に起きた信じがたい悲劇を詳細にレポートした。ハオトン・リーがオーガスタ・ナショナルの13番ホールで記録したクインタプルボギー10打は、テレビには映らなかったものの、現場の観客にとって忘れ難いトラウマとなった。
30分間の悪夢が始まった瞬間
災いは2打目から始まった。リーの3-Woodアプローチがレイズ・クリークに飛び込んだが、大きな岩に当たって予想外の跳ね方をし、クリークの向こう側の茂みの奥深くに入り込んでしまった。キャディのJady de Beerが茂みに入ってボールを探し、観客の声援で何とか発見。しかし、リーが茂みからのショットを選択したことが悲劇の始まりだった。
規則違反と混乱の連続
茂みでのショットはわずか15フィートしか進まず、さらに悪いライに。その後、リーがペナルティエリア外でボールを拾い上げてしまい、規則官が慌てて介入する場面も。最終的に正規のアンプレヤブル宣言での救済を受けるまで、25分間もの時間を要した。
世界1位シェフラーへの影響
同組でプレーしていたスコッティ・シェフラーは、ロリー・マキロイとの2打差を縮める重要なバーディパットを控えていたが、リーの災難により長時間待たされることとなった。それでも聖人のような忍耐を見せたシェフラーの対応も印象的だった。
観客の反応とメディアの配慮
現場の観客は、リーの10打目が入った際に「ブロンクス・チアー」(皮肉な拍手)を送った。CBSは配慮を示し、リーの崩壊をテレビで放映しなかったが、現場にいた数百人の観客にとっては忘れられない光景となった。
このような大崩れは統計的にも稀で、メンタル面でのプレッシャーがいかに選手のパフォーマンスに影響するかを物語っています。Strokes Gainedの観点から見ても、1ホールで10打以上のマイナスは極めて異例です。
この記事の原文
The Untold Story of Masters' Most Catastrophic Meltdown: A Quintuple-Bogey Disaster
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