トム・キム、3年ぶりの優勝で復活
トム・キム(24歳・韓国)が、最終ラウンドで64というスコアを叩き出し、ジェネシス・スコティッシュ・オープンを制した。2022年のウィンダム・チャンピオンシップ以来、3年ぶりとなるPGAツアー4勝目。若き天才の完全復活を印象づける一戦となった。
今季2人目のブレードパター優勝
注目すべきはパターの選択だ。キムが使用したのは、初優勝時と同じスコッティ・キャメロン TourType GSSツアープロトタイプ(ブレード型)。マレット型が主流となった現代ツアーにおいて、今季ブレードパターで優勝したのはマット・フィッツパトリック(3勝)に続く2人目という希少な記録でもある。
SG: Puttingは+3.658(フィールド20位)と安定したパフォーマンスを見せた。
ドライバーでもデータが裏付ける強さ
ドライビングでも際立った数字を残している。SG: Off the Tee(OTT)は+3.079でフィールド9位。使用ドライバーはTitleist GTS3(9.0˚)で、バレロ・テキサスオープン前に変更。スピンの安定性とボールスピードの向上を確認してからの採用だという。
リンクスコースに合わせ、今週はドライバーのフロントウェイトトラックを調整し、球筋を中立方向に修正したことも伝えられている。
3ウェッジ+2フェアウェイウッドの特殊セッティング
今週のリンクスセッティングとして、キムはサンドウェッジを外し、GTS3 5-woodとT200 2-iron(18˚)を同時採用する3ウェッジ構成を選択。同じ構成はトミー・フリートウッドも採用しており、リンクスコースでの縦距離管理に有効な戦略といえる。
Strokeslabの視点
ブレードパターへの「回帰」が勝利をもたらしたキムの事例は、用具選択における感覚と信頼の重要性を改めて示している。SG: PuttingとSG: OTTの両方でプラスを積み上げたことが、今週の圧勝を支えたデータ的な裏付けだ。
ブレードパターに回帰したキムのSG: Puttingが示すように、データと感覚が一致したとき選手は最大のパフォーマンスを発揮する。GTS3ドライバーとの組み合わせで、ショートゲームとティショットの両方でストロークを稼いだ今週は、彼の完成形に近い内容だった。
この記事の原文
Tom Kim's Winning Setup: Blade Putter and Titleist GTS3 Lead Scottish Open Victory
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