マイケル・キム(33歳、世界ランク57位)が7月25日、3M Open第2ラウンドでTPC Twin Citiesをボギーなしの12アンダー59で回り、PGAツアー史上16度目のサブ60スコアを達成した。通算14アンダーで首位に立ち、後半組の終了を待つ状況だ。
後半4ホール連続バーディで歴史を刻む
キムは午前7時7分という早い時間にスタート。3〜7番で5連続バーディを記録し、前半を29で折り返した。後半は10番・12番でもバーディを重ね、15番ティーイングエリアに立った時点で「残り4ホールで4バーディが必要」という状況だった。
15番で12フィート、16番で14フィート、17番で17フィートのパットをすべて沈め、18番(パー5)では24フィート4インチのバーディパットを決めてフィニッシュ。本人は「60でも61でも大差ないと思った。18番はとにかく攻めるだけだった」と振り返っている。
Strokes Gained分析:Approach+Puttingの二刀流
今ラウンドのキムはSG: ApproachとSG: Puttingの両カテゴリでフィールド首位。10フィート以上のパットを8本沈め、1日のトータルパット数はわずか21。前日の第1ラウンドでは風の処理に苦しんでいたが、コーチのショーン・フォーリーと修正に取り組んだ成果が出た形だ。
3連続カット落ちからの完全復活
キムは今季ここまで最高成績がT2(バレロ・テキサス・オープン)で、直近3試合はカット落ち。3M Openへの出場も迷ったが、フェデックスカップのポイントを積み上げるべく参戦を決断したという。キャリア通算1勝(2018 ジョン・ディア・クラシック)の彼にとって、今週は待望の2勝目に向けた絶好の機会だ。ただし残り36ホール、同フィールドにはスコッティ・シェフラーも控えている。
Strokeslabの視点
59という数字のインパクトは絶大だが、Strokes Gainedの内訳を見ると「奇跡の一日」ではなく「再現性のある戦い方」が見えてくる。SG: Approachで距離感を確保し、SG: Puttingで確実に拾い切る——この二軸が崩れない限り、キムの優勝争いは本物だ。
SG: ApproachとSG: Puttingの同日首位は極めてレアな組み合わせ。「運」ではなく「構造的な強さ」が59を生んだ点に注目したい。
この記事の原文
3M Open: Michael Kim Cards Historic 59 at TPC Twin Cities, Takes 36-Hole Lead
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