ブライソン・デシャンボーが韓国で開催されたLIV Golfイベントの後、自らのスウィング問題をグーグルのAI「Gemini」と対話して解決しようとしていたことを明かした。かつて1打ごとに気温・湿度・空気密度まで計算していた「科学者ゴルファー」が、今やAIをスウィング分析の壁打ち相手として活用している。
前夜の練習場で行き詰まり、AIへ
最終ラウンド前夜、デシャンボーは練習場でクラブを地面に叩きつけるほど苛立っていた。クラブが意図せずターンオーバーする現象の原因を特定できず、繰り返し打っても答えが出なかったという。
「Geminiに戻って話し込んだ。アルファトルクやガンマトルクといった物理的な要素を整理し、グリップ圧と体の緊張がどう影響するかを議論した」と彼は説明。AIとの対話を通じて「受動的にクラブがターンオーバーするメカニズム」を言語化しようとしていた。
65をマークするも「まだ答えは出ていない」
翌日の最終ラウンドでは65をマークし、プレーオフまで1打差の3位でフィニッシュ。スコアだけ見れば十分な結果だが、本人は「まだ答えは見つかっていない」と率直に語っており、問題は解決途中だという。
Strokeslabの視点
SG: APPやSG: OTTはスウィングの再現性と直結する。AIを使った物理的な言語化が実際のボールストライキングの安定につながるなら、統計的な改善幅は大きい。デシャンボーの今後のSGデータが、このアプローチの有効性を証明するかどうか注目だ。
AIをデータ分析ではなく「物理的な思考の壁打ち相手」として使うデシャンボーのアプローチは新しい。SG: APPとSG: OTTの数字に変化が現れるか、今後のラウンドを追っていきたい。
この記事の原文
DeChambeau Uses Gemini AI to Diagnose Swing Physics, Fires 65 at LIV South Korea
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