GOLF.com:PINGが「静かな目」理論とアイトラッキングで開発した新パター「Scottsdale TEC Eye Q」
PINGがアイトラッキングでパター設計を変えた
PINGは新作パター「Scottsdale TEC」の開発において、スポーツ科学の「Quiet Eye理論」を活用した。この理論はアスリートがストローク開始前の約2秒間にどこに視点を置くかを分析するもので、アイトラッキンググラスを使って幅広いアライメント形状を比較検討した結果、小さなフロントサイトドットとクラウンラインを組み合わせた「Eye Q」デザインに行き着いた。
実証されたフォーカス効果
GOLF.comの筆者がPING本社フィッティングラボで自身のアイトラッキングデータを計測したところ、アライメントなし・標準ライン・Eye Qの3条件で目の動きに明確な差が出た。アライメントなしでは視点がボール周辺をさまよい、標準ラインでは中央付近に収束するものの安定しなかった。Eye Qアライメントでは視点が小さなサイトドットに集中し、迷いのない構えを実現していた。
また、シャフトバンドのステッカーの貼り位置がフォーカスに影響するという予想外の発見もあり、PINGがいかに細部まで科学的アプローチで設計しているかが伺える。
SG: Puttingにも表れた成果
このテクノロジーはツアーでも結果を出している。トニー・フィナウはScottsdale TEC投入後、キャリア初のSG: Putting首位を記録。ウィンダム・クラークも今シーズン複数の勝利を挙げており、単なるマーケティングではなく実戦で機能していることを示している。
Strokeslabの視点
アライメント補助の効果は主観的になりがちだが、PINGはアイトラッキングというデータで可視化した点が秀逸だ。SG: Puttingの改善がクラブ設計の科学的進化に裏打ちされているという視点は、Strokes Gained分析と非常に親和性が高い。
アライメント補助の効果をアイトラッキングデータで「見える化」したPINGのアプローチは、SG: Puttingの改善を科学的に裏付けようとする姿勢として高く評価できる。主観的なフィーリング論に終わらない点が、データ重視のゴルファーには刺さるはずだ。
この記事の原文
GOLF.com: How PING Used Eye-Tracking Science to Engineer the Scottsdale TEC Eye Q Alignment
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